リモートワーク転職で自分らしく リラシク
  1. リモートワーク 転職で自分らしく「リラシク」
  2. リラシクコラム
  3. 月次のやり直しがある求人|誰に知らせるかで決まる

月次のやり直しがある求人|誰に知らせるかで決まる

監修・編集責任者:牛尾 昭昌(株式会社LASSIC 執行役員)

月次のやり直しがある求人|誰に知らせるかで決まるのイメージ写真

月次の処理を一度締めた後で、新しく分かった情報をもとにもう一度回すことになる場面があります。締めた時点の数字は、その時点で複数の相手に渡っており、直す作業が終わった後には、渡った先へどう伝えるかという別の作業が残ります。戻す範囲をどこまでにするかよりも、知らせる相手をどこまで洗い出せているかで、対応にかかる手間の大きさが変わります。

情報処理推進機構(IPA)の調査では、DX推進人材が不足と回答した企業は85.5%でした*1。人手が薄い現場では、やり直した後に知らせる相手を一件ずつ洗い直す余裕までは持ちにくいと考えられます。

Relasic(株式会社LASSIC運営)|リモートワーク対応の転職支援

数字で見る、やり直しと知らせる相手 この記事の要約 DX人材の不足 *1 85.5% 不足と回答した企業 IPA DX動向2026(2025年度) 人手の薄さが、連絡の洗い出しにも 表れます 転職入職率 *2 9.7% 令和6年・男女計・産業計 厚労省 雇用動向調査(令和6年) 担当者の入れ替わりも、知らせる相 手に影響します 25〜29歳の賃金 *3 279.4千円 一般労働者・月額 厚生労働省 賃金構造基本統計調査( 2025年) 窓口を任される年代の賃金の目安 戻す範囲より、知らせる相手を先に固めておくと手間が変わります *数値の出典は記事末尾「出典・参考情報」参照

この記事のポイント

  • 情報処理推進機構(IPA)の調査では、DX推進人材が不足と回答した企業は85.5%でした*1。月次の処理をやり直す場面でも、人手の薄さは連絡先の洗い出しに表れます。
  • 厚生労働省の雇用動向調査では、転職入職率は9.7%でした*2。担当者が入れ替わる前提を持たないと、知らせる相手の名簿が古いまま残ります。
  • 厚生労働省の調査では、一般労働者の賃金は25〜29歳で月279.4千円でした*3。窓口を任される年代が身につけた伝え方も、次の求人選びの材料になります。

リモートワーク対応の正社員求人|Relasic(株式会社LASSIC運営)

月次の処理をやり直す場面に関わる求人も、リモートワーク対応の求人のなかにあります。

リモートワーク対応の求人を見る →

1. 月次の処理をやり直すとき、手間は知らせる範囲で決まります。

月次の処理を一度締めた後にやり直すとき、対応の手間を左右するのは、戻す範囲の広さではなく、その月の数字をすでに使った相手をどこまで洗い出して知らせるかです。情報処理推進機構(IPA)の調査では、DX推進人材が不足と回答した企業は85.5%でした*1。人手が薄い現場では、やり直した後の連絡先を一件ずつ洗い直す余裕までは持ちにくいと考えられます。戻す範囲を決めることと、知らせる相手を決めることは別の作業ですが、後者にかかる手間の方が見えにくいまま残ります。

月次の処理をやり直す場面には、入力の誤りが見つかった場合や、他部署から届く数字が後から変わった場合など、きっかけはいくつかあります。どのきっかけであっても、締めた後の数字を直すという点は同じです。

戻す範囲そのものの決め方は、対象になった数字の性質によって変わります。ここで見ていくのは、範囲が決まった後に発生する、知らせる作業の側です。

その月の数字は、締めた時点で複数の相手に渡っています。上へ報告した資料、他部署が使った集計、外部に出した書類など、渡った先の数だけ、直した後に伝える相手が増えます。

渡った先を洗い出す作業は、直す作業そのものより地味に見えます。それでも、洗い出しを飛ばして直し始めると、後から思い出した相手にだけ遅れて知らせる形になり、受け取る側の対応もそのぶん遅れます。

あわせて読みたい | 締め日をまたぐ処理の求人で作業できる窓を確かめる方法

2. 先に数字を使った相手がいる分だけ、知らせる先が増えます。

月次の処理をやり直す前に、その月の数字をすでに使った相手がどれだけいるかを確認します。

先に使われた数字と知らせる先の関係 9.7% 転職入職率 *2 令和6年・男女計・産業計 担当者が入れ替われば、知らせる相手の名簿も変わります 名簿を固定したままだと、直した数字が旧担当者止まりになります 担当者の入れ替わりも、知らせる相手の名簿に影響します *数値の出典は記事末尾「出典・参考情報」参照

厚生労働省の雇用動向調査では、転職入職率は9.7%でした*2。締めた月の数字をすでに使った相手のなかには、担当者自身が入れ替わっている場合も含まれます。

知らせる相手の名簿は、一度作れば済むものではありません。担当が変わるたびに、誰が今その数字を受け取る立場にあるかを確認し直す必要があります。

名簿の確認を後回しにすると、直した数字を送った先が、実際にはすでに担当を離れた人だったという事態も起こります。送った本人は連絡を終えたつもりでも、受け取るべき相手には届いていません。

名簿を最新に保つ作業は、やり直しが発生したときだけ行うものではありません。日頃から担当の変わり目を記録しておけば、いざ知らせが必要になったときに調べ直す時間を減らせます。

3. 窓口を任される年代にも、賃金の水準があります。

月次の処理をやり直した後の連絡を実際に回すのは、現場の窓口を任された担当者です。厚生労働省の調査では、一般労働者の賃金は25〜29歳で月279.4千円でした*3。

この年代が窓口を任される場面では、直った数字を説明する文面を自分で組み立てる場面も出てきます。相手ごとに伝える中身が変わるため、定型文をそのまま使えない場合があります。

窓口を任されるということは、直した数字の意味を、使う相手に応じて言い換える役割を持つことでもあります。数字そのものを直す作業と、その数字を人に伝える作業は、必要になる力が違います。

伝える力は、数字を扱ってきた期間だけでは測れません。誰に何をどう伝えれば止まらずに済むかを、実際に手を動かしながら覚えていく部分が大きくなります。

こうした経験は、その職場のなかだけで使えるものではありません。数字をやり直した後の伝え方を組み立てた経験は、次の職場でも同じ考え方として持っていけます。

経験の年数だけでは、この役割を任されるかどうかは決まりません。相手に応じて言い換える力を、実際にどれだけ積んできたかが、任される場面の広さにつながります。

任される回数が増えるほど、伝える文面をゼロから考える時間は短くなっていきます。過去に伝えた相手の反応を覚えておけるからです。この積み重ねは、担当する業務が変わっても引き継いでいけます。

4. 知らせる相手によって、伝える中身を比べます。

月次の処理をやり直すとき、すでに数字を使った相手と、まだ使っていない相手とで、伝える中身がどう変わるかを比べます。

【表1】知らせる相手による対応の違い

確認する項目すでに数字を使った相手まだ使っていない相手対応の違い
伝える緊急度次の判断にすぐ関わるため、先に伝える対象になります手元の数字をまだ使っていないため、順番を後にできます伝える順番が変わります
伝える中身変わった箇所と、影響が出る範囲まで具体的に書きます直った後の数字だけで足りる場面があります同じ知らせでも書く量が変わります
伝え方個別に説明を添えて伝えます定例の共有にまとめて載せられます手段そのものも変わります

すでにその月の数字を使った相手には、変わった箇所と、影響が出る範囲を具体的に伝える必要があります。次の判断にすぐ関わるため、定例の連絡と同じ書式では十分ではない場面があります。

まだ数字を使っていない相手であれば、直った後の数字だけを伝えれば足りる場面もあります。同じ処理をやり直したという事実であっても、伝える相手によって書く量も伝え方も変わります。

この違いを分けずに、思いついた順に連絡していくと、緊急度の高い相手への連絡が後回しになることがあります。先に表の形で整理しておけば、連絡する順番を毎回考え直さずに済みます。

あわせて読みたい | 連結の決算がある求人は待つ時間と頼む仕事が入ります

5. 気づいてから知らせるまでを、4段に分けます。

月次の処理で誤りに気づいてから、知らせるまでの流れを4段に分けて整理します。

気づいてから知らせるまでの4段 気づく その月の誤りに気づいた段階で す。 洗い出す 数字を使った相手を洗い出す段 階です。 知らせる 洗い出した相手に知らせる段階 です。 確認を得る 直った数字を確認してもらう段 階です。 段を飛ばすと、知らせ忘れが後から見つかります。

4段のうち、後回しにされやすいのは2段目の洗い出しです。誤りに気づいた時点では、直す作業を先に進めたくなりますが、洗い出しを飛ばすと、知らせる相手が後から漏れて見つかります。

洗い出しを先に済ませておけば、知らせる作業と確認を得る作業は、決めた順番のまま進められます。段を飛ばして直し始めると、知らせる相手を思い出しながら作業を進めることになり、手間が増えます。

最後の確認を得る段まで進めておくと、知らせた側も、届いたかどうかを推測で終わらせずに済みます。返事を待つ形にしておけば、届いていない相手がいたときにその場で分かります。

6. 知らせる文面に入れたい点を整理します。

月次の処理をやり直したことを知らせる文面に、入れておきたい点を整理します。

知らせる文面に入れておきたい点

  • 対象期間:やり直した月がどこかを、最初の一文で示します。
  • 変わった内容:何の数字がどう変わったかを、具体的に書きます。
  • 影響の範囲:すでにその数字を使った相手が、次にどうすればよいかを書きます。
  • 訂正の方法:上書きか打ち消しかを明記し、確認の手掛かりにします。
  • 確認の期限:受け取った相手が、いつまでに確認すればよいかを添えます。

対象期間をあいまいにすると、受け取った相手は自分の持っている数字のどこが対象か分からず、確認の手間が増えます。最初の一文で対象を示すだけで、そのあとの読み方が変わります。

変わった内容は、数字だけでなく、なぜ変わったのかまで書けると、相手が次の判断をしやすくなります。理由が分からないまま数字だけ変わると、相手は同じ誤りが他にもあるのではと確認し直すことになります。

訂正の方法まで明記しておくと、相手は自分の持っている数字をどう直せばよいかを、こちらに確認せずに判断できます。確認の期限まで添えておけば、返事のない相手を後から拾い直す手間も減ります。

あわせて読みたい | 訂正の伝票は上書きか打ち消しかで変わる求人の中身

7. よくある質問(Q&A)

Q1. 月次の処理をやり直すとき、必ず全員に知らせる必要がありますか。

A. 全員ではなく、その月の数字を使った相手を先に洗い出してから知らせます。まだ数字を使っていない相手には、直った後の数字だけを伝えれば足ります。

Q2. 知らせるタイミングは、直す前と直した後のどちらがよいですか。

A. 影響が出る範囲が分かった時点で、直す前に知らせておくと、相手側の作業を止める判断がしやすくなります。直した後にしか知らせないと、相手はすでに次の作業へ進んでしまっている場合があります。

Q3. 知らせる相手が分からないとき、どう調べればよいですか。

A. その月の数字を使った資料や集計を洗い出せば、渡った先の手がかりになります。担当者が入れ替わっている場合は、現在の担当者を確認してから知らせます。

Q4. 知らせる文面は、部署ごとに変える必要がありますか。

A. 部署によって数字の使い方が違うため、伝える中身の重みづけは変わります。ただし対象期間と変わった内容は、どの部署に送る文面でも先に共通で決めておけます。

Q5. こうした対応の経験は、次の求人選びでも生きますか。

A. 生きます。数字をやり直した後に、誰へどう伝えるかを組み立てた経験は、次の職場でも同じように使える考え方です。

8. まとめ:月次の再処理は、知らせる相手から決めます。

この記事の要点

  • 情報処理推進機構(IPA)の調査では、DX推進人材が不足と回答した企業は85.5%でした*1。人手が薄い現場ほど、やり直した後の連絡先を洗い直す余裕は持ちにくくなります。
  • 厚生労働省の雇用動向調査では、転職入職率は9.7%でした*2。担当者の入れ替わりも、知らせる相手の名簿に影響します。
  • 一般労働者の賃金は、25〜29歳で月279.4千円でした*3。窓口を任される年代にも、賃金の目安があります。
  • 戻す範囲を決めることと、知らせる相手を決めることは別の作業です。その月の処理をやり直すときは、後者を先に固めておくと手間が変わります。

その月の締めをもう一度回すとき、変えられるのは戻す範囲ではなく、知らせる順番と中身です。先に知らせる相手を固めておけば、直す作業そのものは、いつもの手順のまま進められます。

知らせる経験を、次の求人選びへ

Relasic(株式会社LASSIC運営)は、リモートワーク対応の正社員求人に特化した転職支援サービスです。フルリモートからハイブリッドまで、業務システムや会計システムの保守・運用に関わる求人を専任エージェントが厳選してご紹介します。月次の処理をやり直した後に、誰へどう知らせるかを組み立ててきた経験は、求人票の言葉だけでは伝わりにくいことがあります。専任エージェントに背景を伝えることで、評価につながる求人を一緒に探せます。

会員登録は無料です。リモートワーク求人の情報を受け取れます

※公開中の求人数は時期によって変わります。記事中の求人の傾向は執筆時点のものです。

出典・参考情報

*1 情報処理推進機構(IPA)「DX動向2026 広がるAI導入、DXは変われるか」(2026年7月公表)
*2 厚生労働省「雇用動向調査」(令和6年)
*3 厚生労働省「令和7(2025)年賃金構造基本統計調査の概況」(2026年3月公表)

転職ノウハウ その他の記事

もっと読む 〉
上部に戻る