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C#の将来性は?使う人の割合と.NETのサポート期限

C#の将来性は?世界の職業開発者の29.9%が利用のイメージ写真

C#の将来性を示す事実として、2025年の世界の開発者調査では、職業として開発する人(職業開発者)の29.9%がC#を利用しています*4。C#を動かす.NETは毎年11月に新しい版が出ていて、2025年11月に公開された最新の.NET 10は、サポートが2028年11月まで続きます*1*2。調査は世界の回答者の数字で、日本だけの割合ではありません。

サポートの期間中は、安全の問題などを直す更新が毎月出ます*2。自分の職場の版がいつまで更新を受けられるかは、版ごとのサポート終了日で分かります*1。将来性がある、ないと言い切れる資料は無く、書けるのは使う人の割合とサポートの期限という事実です。

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監修・編集責任者:牛尾 昭昌(株式会社LASSIC 執行役員)

この記事のポイント

  • Stack Overflowが世界の開発者に行った2025年の調査で、C#を使う職業開発者は29.9%でした*4。回答者全体では27.8%で、職業として開発する人に絞ると割合が上がります。
  • LTS(長期サポートの版)はサポートが最低3年、STS(標準の期間のサポートの版)は2年で、2つは交互に出ます*2。いまの最新の.NET 10はLTSで、サポート終了日は2028年11月14日です*1。
  • .NET 8と.NET 9は、どちらもサポート終了日が2026年11月10日です*1。今の職場で.NET 8から.NET 10へ移す作業に関われば、その経験は職務経歴書に書けます。

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1. 職業開発者の29.9%が利用し.NET 10は2028年11月までサポート

2025年に世界の開発者を対象にした調査で、C#を利用していると答えた職業開発者は29.9%です*4。.NETの版は2023年から2025年までどの年も11月に公開され、2025年11月11日に出た.NET 10は2028年11月14日までサポートされます*1。最新の版であるC# 14も、この.NET 10で使えます*3。C#の将来性について公開された資料から言えるのは、C#を使っている人の割合と、版ごとに決まったサポートの期限の2つです。

ただし、使う人の割合もサポートの期限も、この先にC#の仕事が増えることを約束する数字ではありません。割合は2025年に答えた人の今の状況で、期限は版ごとに決まった日付です*1*4。転職の準備で先に調べておけるのは、自分の使っている版のサポート終了日のほうです。

言語と.NETの動きは版の番号と日付で追えます。.NETで現在サポート中なのは、.NET 8、.NET 9、.NET 10の3つの版です*1。職務経歴書にC#の経験を書くときも、使った.NETの版を添えると、いつごろの仕事かが読む人に伝わります。

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2. C#は29.9%でASP.NET Coreは21.3%

使っている人の割合は、Stack Overflowが世界の開発者に行った2025 Developer Surveyで分かります*4。プログラミング言語の質問でC#を使っていると答えたのは、職業開発者の29.9%、回答者全体の27.8%でした*4。答えたのは世界の開発者で、日本の開発者に絞った割合はこの調査からは出せません。

2025年に職業開発者が使っている割合(世界) C#(言語) 29.9% ASP.NET Core(Webフレームワーク) 21.3% 言語とWebフレームワークは別の質問で、答えた人も違う *数値の出典は記事末尾「出典・参考情報」参照

ASP.NET Coreは、Webアプリを作るための.NETの仕組み(Webフレームワーク)です。Webフレームワークの質問では、職業開発者の21.3%がASP.NET Coreを使うと答えました*4。2つの割合は別々の質問から出た数で、答えた人も同じではありません。29.9%と21.3%の差を「言語だけを使いWeb以外を作る人の割合」と読むのは誤りです。

つまり、調査から分かるのは今の利用の割合で、C#の将来性や、この先に使う人が増えるか減るかは分かりません。前の年と比べた増減も、ここに挙げた数字だけでは言えません。面接で経験を話すときに割合を出すなら、世界の開発者調査の数字だと添えて伝えてください。

3. .NET 8と.NET 9は2026年11月10日に終了

.NET 8と.NET 9は公開された年も種類も違いますが、サポートが終わる日はどちらも2026年11月10日です*1。.NET 8は2023年11月14日に出たLTS、.NET 9は2024年11月12日に出たSTSでした*1。この日を過ぎると、2つの版には毎月の更新が出なくなります*1*2。

今の職場で.NET 8を使っている人は、.NET 10への移行に関わる場合があります。移行に関わったなら、どの版から移したか、何本のアプリを移したか、移行の前後にどんな試験をしたかが職務経歴書に書ける経験です。版の番号まで書いておけば、応募先が同じ.NETを使っている場合に、面接で担当した作業をそのまま話せます。

ただし、サポートが終わる日までに版を上げるかどうかは、Microsoftではなく職場が決めることです。移行の予定が無い職場でも、.NET 8のアプリを動かしながら毎月の更新を当ててきた経験は、運用の経歴として書けます。どちらの場合も、職務経歴書に版の番号と作業した年月を並べておけば、面接で聞かれたときに時期と版をすぐ答えられます。

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4. LTSは最低3年でSTSは2年

.NETの版では、LTSとSTSが交互に公開されています*2。LTSのサポートは最低3年で、次のLTSが出てから1年後のほうが遅ければ、その日まで延びます*2。STSのサポートは2年です*2。2023年のLTS、2024年のSTS、2025年のLTSという並びは、この交互の出し方と合っています*1*2。

.NETのLTSとSTSのサポート期間 LTS(長期サポート) サポートは最低3年 .NET 8・.NET 10 .NET 10は2028年11月まで STS(標準の期間) サポートは2年 .NET 9 .NET 9は2026年11月まで LTSとSTSは交互に出て、どちらにも毎月の更新が出る

ただし、LTSの版でもサポートには終わりがあります。.NET 8はLTSで、2023年11月14日の公開から3年ほどたった日にサポートが終わります*1。公開が1年遅いSTSの.NET 9は同じ日に終わるので、サポートを受けられる期間はLTSより1年短い2年です*1*2。.NET 10のサポート終了日の2028年11月14日も、公開から3年ほどの日付です*1。

一方、サポートが続くあいだは、安全の問題を直す修正とそれ以外の修正を含む更新が毎月出ます*2。こうした更新で出る版を保守版(新しい機能を足さず、不具合や安全の問題を直す版)と呼び、.NET 10では2026年9月8日に10.0.12が出ています*1。同じ日には、LTSの.NET 8にも、STSの.NET 9にも保守版が出ました*1。

5. .NET 8から.NET 10までの公開日とサポート終了日

表は、現在サポート中の3つの版について、公開日とサポート終了日を並べたものです*1。公開日はどれも11月で、LTSとSTSが1年ごとに入れ替わっています*1*2。サポート終了の列を見ると、2028年まで続くのは.NET 10だけです*1。

.NETの版とサポートが終わる日

版公開日種類サポート終了
.NET 82023年11月14日LTS2026年11月10日
.NET 92024年11月12日STS2026年11月10日
.NET 102025年11月11日LTS2028年11月14日

そのため、応募先で使っている.NETの版を面接で聞いておくと、入社後に次の版へ移る作業が控えているかどうかが分かります。応募先が.NET 8のままなら、次のLTSである.NET 10へ移す作業が、入社してすぐの仕事に入っている場合があります。反対に、.NET 10を使っている職場では、表のなかで最も長いサポートが続いています*1。

6. C#と.NETの今を自分で調べられる3つの公式の場所

言語と.NETの動きは、次の3つの場所で誰でも見られます。版とサポートの期限、言語の新しい版、使っている人の割合は、それぞれ別のページに載っています。

言語と.NETの今を自分で調べられる公式の場所

  • .NETのサポートポリシーのページ:版ごとの公開日、最新の保守版、サポート終了日*1
  • What’s new in C#:C# 14など言語の新しい版で足された機能と、使える.NETの版*3
  • Stack Overflowの開発者調査:世界の開発者が使っている言語やWebフレームワークの割合*4

まず、今の職場の.NETの版をサポートポリシーのページの表と並べると、いつまで更新が出るかが分かります。次に、言語の版と.NETの版の組み合わせを、このページで見ておくと、新しい書き方を今の環境で使えるかが分かります。開発者調査の割合は世界の数字なので、日本の職場の話をするときは、そのことを添えて使ってください。

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7. よくある質問

Q1. C#はもう使われていないのですか?

A. 使われています。2025年の開発者調査では、仕事で開発する回答者のうち29.9%が、C#を使っていると回答しています*4。

Q2. .NET 8を使っている職場は困るのですか?

A. .NET 8のサポートは2026年11月10日に終わり、.NET 10の終了日はそれより2年遅い2028年11月14日です*1。終了日のあとにどうするかは各職場の判断で、日付だけでは困るかどうかまでは言えません。

Q3. C#の最新の版はどれですか?

A. C# 14です。この版は.NET 10で使えます*3。今の職場が.NET 8や.NET 9なら、最新の版を使うには.NET 10へ移ることになります。

Q4. LTSとSTSはどう見分けるのですか?

A. Microsoftが公開している.NETのサポートポリシーに、版ごとにLTSかSTSかが書かれています*1。LTSは.NET 10と.NET 8、STSは.NET 9です*1。求人票に版の番号しか書かれていなくても、このページの表で種類とサポート終了日を引けます。

8. まとめ:C#を使う人の割合と.NETのサポート期限

C#の将来性について事実で言えること

  • 2025年の世界の開発者調査で、使っていると答えた職業開発者は29.9%、回答者全体では27.8%*4
  • ASP.NET Coreを使う職業開発者は21.3%で、言語の質問とは別の数字*4
  • .NETの版は2023年から2025年まで毎年11月に出て、LTSとSTSが交互に続いている*1*2
  • .NET 10はLTSで、サポートは2028年11月14日まで。最新のC# 14も.NET 10で使える*1*3
  • .NET 8と.NET 9のサポートは、同じ2026年11月10日に終わる*1
  • 言えるのは、使う人が世界にいることと、版とサポートが続いていることまで

今の職場で使っている.NETの版を、サポートポリシーのページの表で探してみてください。サポート終了日が分かったら、応募先の面接では使っている版と次の版へ移す予定を聞いておくと、入社してから担当する作業の中身が具体的になります。リモートワーク対応の求人を見るときも、仕事内容の欄に.NETの版が書かれていれば控えておき、応募先どうしを比べてください。

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※公開中の求人数は時期によって変わります。記事中の求人の傾向は執筆時点のものです。

出典・参考情報

*1 Microsoft「.NET and .NET Core Support Policy」
*2 Microsoft Learn「.NET releases, patches, and support」
*3 Microsoft Learn「What’s new in C# 14」
*4 Stack Overflow「2025 Developer Survey」Technology

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