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面接練習を一人でする|想定質問に結論から答える4つの手順

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一人で面接練習をするなら、よく聞かれる質問の答えを紙に書き出し、結論を先頭に置く形へ直し、声に出して短く答えます*1*2。面接で求められるのも、結論を先に話すことと簡潔に答えることです*1*2。相手がいなくても、この3つは自宅で進められます。

書き出す質問は、自己紹介・志望動機・退職理由の3つから始めます*1。ハローワークによっては、予約制の模擬面接で練習の相手を頼めます*3。一人で進める練習の締めくくりは、話す答えと提出した応募書類の読み合わせです*1。

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監修・編集責任者:牛尾 昭昌(株式会社LASSIC 執行役員)

この記事のポイント

  • 練習は、よく聞かれる質問の答えを紙に書き出すところから始めます*1。自己紹介・経歴、志望動機、退職理由の答えを先に書きます。
  • 答えは結論を先に言い、理由と具体的な話をあとに続ける形へ直します*1。声に出すときは早口にならないよう、声の大きさと速さに気を配ります*2。
  • 仕上げに、話す答えと提出した履歴書・職務経歴書が食い違っていないかを読み合わせます*1。面接官の役がほしいときは、予約制の模擬面接を行うハローワークもあります*3。

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1. 一人でする面接練習は答えの書き出しから始める

面接練習を一人でするときは、想定質問の答えを書き出し、結論から先に言う形に直してから、声に出して短く答える練習をします*1*2。面接では、結論から先に話し、あとから理由・具体的内容を話すのが基本です*1。はっきりした言葉で、早口にならないように話します*1。語尾をはっきりと、張りのある声で短く簡潔に答えます*2。

つまり、一人でする練習は、面接官の役を置かずに答えを作り直す作業です。相手がいないぶん、どの質問に答えるかは自分で決めて紙に書くことになります。よく聞かれる質問の例は、自己紹介・経歴、志望動機、前の会社を辞めた理由などです*1。まずはこの3つの答えを書き出せば、その日のうちに練習を始められます。

ただし、書いた答えを黙って読み返すだけでは、本番で話したときの声の大きさや速さは分かりません。紙の上では短く見える答えも、声に出すと言葉につかえて長くなることがあります。そのため、書き出したあとは実際に声に出し、時計を見ながら質問ごとに答えてください。

2. 応募書類を出した日から面接当日までの練習

練習は面接の前日にまとめてするより、応募書類を出した日から少しずつ進めるほうが、答えを直す時間を取れます。図の時期は練習の進め方の例で、決まった日数があるわけではありません。応募から面接までの日数は応募先によって違うので、自分の日程に合わせて前後させます。

面接の日までに一人で練習する進め方 応募書類を出したら 職務経歴書を読み返す 数日前 質問と答えを書き出す 前日 声に出して答える 当日 結論から話す 応募書類を読み返してから答えを書き出し前日に声に出す

まず、応募書類を出したら、提出した履歴書と職務経歴書を読み返します。自分の作成した応募書類の内容を、面接で簡潔に説明できるようにしておくのも準備の1つです*1。書類に書いた仕事を声に出して説明してみると、うまく言えない行がどこかが分かります。

数日前になったら、よく聞かれる質問と答えを紙に書き出します。前日は、書き出した答えを見ずに声に出して答え、言いよどんだところに印を付けてください。当日は、答えの文を細かく思い出そうとするより、どの質問にも結論から話すことだけを頭に置いて面接に臨みます。

一方、オンラインで面接を受けるなら、前日の練習をカメラの前ですると、当日と同じ姿勢で答えられます。カメラの位置や照明、回線の準備は、前日までに済ませておいてください。自分の答えを録音して聞き返し、声が小さすぎないか、話が速すぎないかを聞いておく方法もあります。

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3. 答えの最初に結論を置くと話が短くなる

結論とは、聞かれた質問に対する答えそのものです。志望動機ならその応募先を選んだ理由、退職理由なら辞めた理由の芯になる一言が、最初に言う結論にあたります。そのあとに理由や具体的な話を続けます*1。

書き出した答えを読み返すと、前置きから話し始めている文が見つかることがあります。たとえば自己紹介を学生時代から順に話すと、今の仕事にたどり着くまでに時間がかかります。そのときは、最後のほうに書いた今の仕事の話を先頭に移し、前置きの部分は削ってください。

短く答えるといっても、どこまで削るかに決まった長さはありません。時間を計るのは、自分の答えがどれくらいの長さになっているかを知るためです。同じ質問に何度か答えてみて、長くなった答えから、結論のあとに続く話を削っていきます。

退職理由では、退職した会社への不平不満や批判、消極的な回答は避けます*1。そのため、辞めた理由を話すときは、次にしたい仕事を結論に置いてください。前の会社の話は、次にしたい仕事につながる事実だけにとどめると、答えが批判に寄りません。

4. 書き出しから読み合わせまでの4つの手順

想定質問に結論から答える4つの手順 1 質問と答えを書き出す よく聞かれる質問から 2 結論を先頭に移す 答えの最初の文にする 3 声に出して時間を計る 答えの長さを知る 4 応募書類と読み合わせる 職務経歴書と答えを比べる 結論を先頭に移した答えを声に出して応募書類と読み合わせる

第一の手順では、質問ごとに紙を分けて、答えを思いつくまま書き出します。自己紹介・経歴を話すときは、職務経歴書を基本に、できるだけ簡潔に、他業界の人にも分かるように話します*1。そのため、社内でしか通じない呼び名やシステムの名前は、書き出す段階で一般的な言葉に置き換えておいてください。

第二の手順は、書き出した答えの中から結論にあたる文を探し、先頭に移す作業です。志望動機では、その応募先を選んだ基準と理由を明確にし、自分が貢献できることを具体的に話します*1。移したあとで理由と具体的な話が結論につながっているかを読み、つながらない文は削ってください。

第三の手順では、紙を伏せたまま答えを声に出し、答えにかかった時間を計ります。計った時間は紙の余白に控えておき、答え直すたびに長さがどう変わったかを見比べてください。言いよどんだところや、結論のあとで話が前置きに戻ったところは、紙の答えにも印を付けて書き直します。

第四の手順では、話す答えを、提出済みの履歴書・職務経歴書と突き合わせます。職務経歴書に書いた担当と、声に出した答えとで言い方が違うところがあれば、書類はもう出してあるので、話す答えのほうをそろえます。

ただし、一人で進められるのは、答えを作って声に出すところまでです。面接官の役をしてくれる人がいないときは、ハローワーク豊橋のように予約制で模擬面接を受け付けている窓口もあります*3。模擬面接を受けるなら、練習で言いよどんだ質問を書き出した紙を持って行くと、どこから練習するかを相手と決めやすくなります。

5. よく聞かれる質問は最初に言うことを決めておく

表の3つの質問は、ハローワーク酒田の手引きが答えのポイントを示している質問です*1。質問ごとに答えの最初に言うことを決めておけば、あとは続けて話すことを並べれば答えになります。ほかの質問の答えも、最初に言うことと続けて話すことに分けて書き出してください。

よく聞かれる質問と答えの組み立て

質問答えの最初に言うこと続けて話すこと
自己紹介・経歴今の仕事と担当応募先で活かせる経験・スキル・適性*1
志望動機応募先を選んだ理由選んだ基準と、自分が貢献できること*1
退職理由次にしたい仕事前の会社への不平不満や批判を入れない理由*1

自己紹介・経歴の答えは、たとえば次のように組み立てます。「現在は株式会社〇〇で、社内向けの業務システムの開発を担当しています。設計からテストまでを受け持ち、利用部門と仕様を詰める打ち合わせにも出てきました。前職では運用の担当として、障害の連絡を受けてから復旧するまでの手順書を整えました。」

志望動機の例では、応募先を選んだ理由を最初の文に置きます。「御社を志望したのは、自社のサービスを自分たちで開発し、運用まで続けている点に引かれたからです。前職では受託の開発が中心で、納品したあとの改善には関われませんでした。運用で見つかった課題を設計に戻す仕事で、これまでの設計の経験を活かしたいと考えています。」

退職理由の例は、次にしたい仕事を先に言う組み立てです。「利用者に近いところで、機能の改善を続ける開発がしたいと考えて転職を決めました。今の職場では保守の担当が長く、新しい機能の設計に携わることがありませんでした。」前の会社への不満ではなく、次にしたい仕事を理由の先頭に置いています。

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6. 応募した求人票と提出した書類を手元に置く

練習に使うのは、応募した求人票、提出した書類の写し、答えを書き出す紙です。

練習の前にそろえる求人票と応募書類の写し

  • 応募した求人票:仕事内容を読み、面接で聞きたい質問事項を2〜3用意するときに使います*1。
  • 履歴書・職務経歴書の写し:面接で簡潔に説明できるかを読み合わせる相手になる書類です*1。
  • 答えを書き出す紙かメモ:質問ごとの答えを書き、結論を先頭に移すたびに書き込みます。

そのため、求人票は質問事項を考えるときだけでなく、志望動機の答えを書くときにも手元に置いておきます。応募先の求人票や会社案内をよく読んでおくことも、面接の準備の1つです*1。仕事内容の欄に書かれた言葉を志望動機に使うと、応募先を選んだ理由を具体的に話せます。

逆に、質問事項は用意しただけで終わらせず、答えの練習と同じ紙に書いて声に出しておきます。面接の終わりに質問はあるかと聞かれたときも、書き出してあれば結論から短く聞けます。聞きたいことが面接の中で答えられていたときに備えて、別の質問も控えておくと慌てません。

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7. よくある質問(Q&A)

Q1. 一人の練習だけで面接に臨んでもよいですか

A. 一人でも、答えを紙に書いて結論を先頭に移し、声に出して答えるところまでは進められます。相手のいる練習をしたいときは、ハローワークによっては予約制の模擬面接を行っています*3。予約のしかたは、利用したいハローワークに問い合わせます。

Q2. 答えを丸暗記してもいいですか

A. 答えの文をそのまま覚えるより、質問ごとに結論と理由の並びだけを覚えておく方法があります。文をそのまま覚えると、面接官の言い回しが練習と違ったときに言葉が出にくくなるためです。紙に書いた答えは、結論にあたる一言と、続けて話すことの見出しだけに縮めて覚えます。

Q3. 緊張すると早口になります

A. 緊張すると早口になりがちなので、声の大きさとスピードに注意します*2。練習では、答えを言い終えたら少し間をおいてから次の質問を読み上げ、話す速さを落とす癖をつけてください。語尾まではっきり言い切ると、文の終わりで急がなくなります。

Q4. 話し方のほかに練習しておくことはありますか

A. 面接官と目を合わせて答えることと、相手の質問の途中で口を挟まないことも意識します*2。一人の練習では、質問を自分で読み上げ、読み終えてから答え始める癖をつけておいてください。オンラインの面接なら、画面ではなくカメラを見て答える練習もしておきます。

8. まとめ:一人の面接練習は書いて直して声に出す

一人でする面接練習の4つの手順

  • 自己紹介・経歴、志望動機、退職理由の答えを紙に書き出します*1。
  • 結論にあたる文を答えの先頭に移し、理由と具体的な話をあとに続けます*1。
  • 紙を見ずに声に出し、時間を計って答えの長さを知るのが第三の手順です。
  • 話す答えが履歴書・職務経歴書と食い違っていないかを読み合わせます*1。

面接の日が決まったら、まず応募した求人票と提出した職務経歴書の写しを手元に出し、自己紹介の答えから書き始めてください。

面接で話す志望動機は応募先の求人票から組み立てる

Relasic(株式会社LASSIC運営)は、リモートワーク対応の正社員求人に特化した転職支援サービスです。求人にはフルリモートとハイブリッドの両方があり、職種と年収から探せます。応募先を選んだ理由を答えに書き出すときは、その求人票を手元に置いて読み返します。

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※公開中の求人数は時期によって変わります。記事中の求人の傾向は執筆時点のものです。

出典・参考情報

*1 ハローワーク酒田(山形労働局)「ワンポイントアドバイス~面接編~」
*2 ハローワーク米沢(山形労働局)「面接対策」
*3 ハローワーク豊橋(愛知労働局)「模擬面接・職業適性検査のご案内」

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