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最終面接のお礼メールの例文|件名は用件が分かる短い一文に

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最終面接のお礼メールは、件名を用件が分かる短い一文にし、本文は宛先と自己紹介のあとにお礼を簡潔に書いて署名で閉じます*1。採用選考は、応募者の適性・能力に基づいた基準で行うのが基本とされています*2。そのため、お礼メールは合否のためではなく、面接の時間へのお礼を伝える連絡として送ります。

送るかどうかは自分で決めてよく、送るなら面接から日を空けずに出します。例文は、面接のお礼と、内定の連絡を受けたあとの返信の2つを載せました。オンラインで面接を受けたときの言い換えも、例文の下に添えています。

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監修・編集責任者:牛尾 昭昌(株式会社LASSIC 執行役員)

この記事のポイント

  • 件名は「最終面接のお礼(氏名)」のように、用件が分かる短い一文にします。本文の冒頭には相手の所属部署と名前を書き、自己紹介をしてからお礼に入ってください。
  • お礼の文には、面接で印象に残った話を1文だけ添えます。最後の署名には、氏名・電話番号・メールアドレスを並べておきます。
  • 送ったあとに企業から連絡が来たら、すぐ返信します。面接に遅れるときや日程を変えてほしいときのように、急ぐ用件や謝罪はメールではなく電話で伝えます。

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1. 最終面接のお礼メールは件名で用件を伝えて本文を短く

最終面接のお礼メールでは、件名で用件が分かるように短く書き、本文は宛先・自己紹介・お礼・署名の順に簡潔にまとめます*1。件名は「最終面接のお礼(氏名)」のように、何の連絡で誰からかが一目で分かる一文にしてください。本文の冒頭に相手の所属部署と名前、次に自分の名前を書いてから、お礼の文に入ります*1。署名はメールの最後に置き、氏名と連絡先を並べます*1。

面接のお礼は、就職活動でメールを使う場面の1つです*1。インターンシップ後のお礼や、企業からの案内メールへの返信も同じくメールで送ります*1。お礼メールも、選考のあいだに企業と交わすメールの1通として、ほかのメールと同じ注意点で書けば十分です。

厚生労働省が示す採用選考の基本は、応募者の基本的人権を尊重することと、適性と能力に基づく基準で選ぶことの2点です*2。送る場合も、合否を問う文や自分を売り込む文は入れず、お礼だけにとどめます。

2. お礼メールを送ったあとは企業からの連絡にすぐ返信

お礼メールを送ったあとも、企業とのやり取りは続きます。企業から受信したメールには、すぐ返信します*1。最終面接のあとに届くのは、採否の連絡や、入社の手続きに向けた案内です。

お礼メールを送ってから返事が来るまで 面接を終える 日を空けずに下書きを始める お礼メールを送る 件名と宛先を読み返してから送信する 企業からの連絡にすぐ返信 急ぐ用件と謝罪は電話で伝える お礼メールのあとに企業から届いた連絡には、すぐ返信する

ただし、メールでは間に合わない場面もあります。一刻も早く伝えなければならない場合や、謝罪しなければならない場合は、電話で伝えます*1。面接の時刻に遅れそうなときや、決まった日程を変えてほしいときは、先に電話をかけてください。電話で伝えた内容をあとからメールでも送っておくと、双方の手元に文字で残ります。

お礼メールは、送りっぱなしで終わる連絡ではありません。送った日からは、企業からのメールを見落とさないように、受信箱を開く回数を増やします。迷惑メールのフォルダに振り分けられていないかも、あわせて見ておくと安心です。

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3. そのまま使える最終面接のお礼メールの例文2つ

最終面接のお礼メールの例文は、会社名を「株式会社〇〇」、担当者を「〇〇様」としています。1つ目は最終面接のお礼、2つ目は内定の知らせへの返信で、承諾するかどうかを決める前に受け取ったことを伝える文面です。〇〇の部分と、面接で印象に残った話の1文を、自分のものに書き替えてください。

例文1:最終面接のお礼
件名:最終面接のお礼(氏名)
株式会社〇〇 人事部 〇〇様
本日〇時から最終面接を受けました、〇〇(氏名)です。
お忙しいなか面接のお時間をいただき、ありがとうございました。
〇〇様から伺った、入社後に担当する開発の進め方のお話が印象に残っています。
面接のお礼をお伝えしたく、ご連絡いたしました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
――――――
〇〇(氏名)
電話:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メール:〇〇@example.com

面接がオンラインだった場合は、お礼の1文を「オンラインでの面接のお時間をいただき」に替えます。印象に残った話の1文は、面接で実際に聞いた話を1つだけ選んで書いてください。自分の強みを書き足したり、合否の見通しを尋ねたりする文を入れずにおくと、お礼の連絡として読まれます。

ただし、印象に残った話の1文には、面接で聞いていない推測を混ぜません。「開発チームでは1人が設計からテストまで受け持つと伺いました」のように聞いた内容をそのまま書くと、相手はどの話かをすぐに思い出せます。自分の感想を足すなら、「その進め方で働けることを楽しみにしています」くらいの短い一言にとどめます。

例文2:内定の連絡への返信
件名:Re: 内定のご連絡
株式会社〇〇 採用担当 〇〇様
〇月〇日に最終面接をしていただいた〇〇(氏名)です。
内定のご連絡をいただき、心よりお礼申し上げます。
お返事は〇月〇日までにあらためてお送りしますので、少しお時間をください。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
――――――
(署名は例文1と同じ形で入れる)

内定の連絡を受けた日に承諾まで決められないときは、例文2のように、受け取ったことと返事をする日だけを先に伝え、返事の日は企業から示された期限より前に置きます。承諾すると決めたら、同じやり取りに返信する形で承諾の意思を送ります。

4. 最終面接の前後でメールを使う4つの場面

面接のお礼のほかに、企業からの予約確認や案内メールへの返信も、メールを使う場面に含まれます*1。最終面接の前後に当てはめると、日程の連絡、面接のお礼、採否の連絡、入社の手続きの案内の4つが続きます。このうち自分から書き始めるのは、面接のお礼だけです。

最終面接の前後にメールを使う場面 面接の前 日程の連絡に返信する 面接の後 面接のお礼を送る 採否の連絡 受け取ったと返事をする 入社の前 手続きの案内に返信する お礼以外の3通は、企業から届いたメールへの返信になる

そのため、最終面接の前から、企業のメールには同じ書き方で返すと決めておくと手間が減ります。件名は受け取ったメールの件名を消さずに返信し、本文の冒頭に宛先と自分の名前を置いてください。用件だけを短く書いて署名で閉じれば、日程の返信も手続きの案内への返信も同じ形で書けます。

ただし、採否の連絡への返信は、内定を承諾するかどうかで書く中身が同じではありません。決める前なら受け取った旨と返事の期日を書き、決めたあとなら承諾か辞退の意思を書きます。返事の日を過ぎそうなときは、メールより先に電話で伝えてください。

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5. お礼メールに書く5か所と例

就職活動のガイドが挙げるメールの注意点は、件名・宛先・自己紹介・本文・署名の5つです*1。お礼メールに当てはめると、5か所それぞれに書くことは次の表のとおりです。5か所のどれかが抜けると、誰から何の用件で届いたメールなのかが読み取りにくくなります。

お礼メールの5か所と書くこと

書く場所書くこと例
件名用件を簡潔に表す一文最終面接のお礼(氏名)
宛先相手の所属部署と名前株式会社〇〇 人事部 〇〇様
自己紹介自分の名前と、いつの面接か〇月〇日に最終面接を受けた〇〇です
本文お礼を簡潔に書く面接の時間へのお礼と、印象に残った話1つ
署名氏名・電話番号・メールアドレス〇〇(氏名)/電話/メール

5か所のうち読み手が最初に目にするのは件名です。受信箱には件名と差出人が並ぶので、「最終面接のお礼(氏名)」と書けば、開く前に誰からの何の連絡かが伝わります。「ありがとうございました」だけの件名や、件名が空のままのメールは、ほかのメールに紛れて後回しにされることがあります。

一方、本文が長いと、お礼の一文がどこにあるのかを読み手が探すことになりかねません。用件は、分かりやすく簡潔に書きます*1。お礼の文は、面接の時間へのお礼と、印象に残った話の2つだけにします。

自己紹介の行に書くのは、名前に加えて、いつの面接を受けたかです。「〇月〇日の最終面接でお世話になりました〇〇です」と日時を添えると、相手は予定表と照らし合わせてどの面接かを思い出せます。面接官が複数いた場合は、宛先を連絡をくれた人事の担当者にして、面接官の名前は本文の中で触れる書き方でも伝わります。

6. 送信ボタンを押す前に読み返す3か所

書き終えたメールは、送信の前に3か所だけ読み返してください。宛名の字の誤りと件名の書き方は、送ったあとでは直せません。本文の長さは、読み手がお礼の一文にたどり着けるかどうかを左右します。

送る前に読み返す3つ

  • 宛先の部署名と名前の字:名前の字を1字でも間違えると、お礼の文より先にその誤りが読み手の目に入ってしまいます。
  • 件名だけで用件が分かるか:受信箱に並んだときに、開かなくても最終面接のお礼だと伝わる件名にします。
  • 本文が長くなっていないか:お礼と印象に残った話のほかに文が増えていたら、増えた分を削ります。

自分宛てにいったん送って、受け取った側の画面で読んでみるのも1つの方法です。スマートフォンで開くと、件名が途中で切れていないかも分かります。宛名と件名に誤りがなければ、そのまま企業へ送ってください。

7. よくある質問(Q&A)

Q1. お礼メールを送らないと最終面接で落ちますか?

A. お礼メールの有無で合否が決まるとは言い切れません。お礼メールを送るかどうかは本人が決めてよく、送るなら合否ではなくお礼を伝える連絡として書きます。

Q2. お礼メールを送るのが面接の翌日以降になっても構いませんか?

A. 送るのが遅れても、お礼を伝える連絡であることは変わりません。送ると決めたなら、それ以上は日を空けずに出します。遅れたことを詫びる一文を長く書くより、お礼の文を短くまとめるほうが読みやすくなります。

Q3. お礼メールに返信が来なかったら催促してよいですか?

A. お礼メールは返事を求める連絡ではないので、返信が来なくても催促は要りません。面接で採否の連絡の目安を聞いていれば、その日までは待ちます。その日を過ぎても連絡がないときは、採否の連絡がいつごろになるかを1通だけ問い合わせます。

Q4. オンライン面接のあとでもお礼メールは同じ書き方ですか?

A. 同じ書き方で送れます。お礼の1文を言い換えるだけで、件名や宛先、自己紹介、署名はそのままです。画面越しに聞いた話も、印象に残った話として1文に書けます。

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8. まとめ:最終面接のお礼メールは件名と本文を短くして送る

最終面接のお礼メールで押さえる5つ

  • 件名は「最終面接のお礼(氏名)」のように、用件が分かる短い一文にします。
  • 本文は、相手の所属部署と名前、自分の名前、お礼、署名の順に書きます。
  • お礼の文には、面接で聞いた話を1つだけ添えます。
  • お礼メールは面接の時間へのお礼を伝える連絡で、送るかどうかは自分で決めて構いません。
  • 企業から届いたメールにはすぐ返信し、急ぐ用件や謝罪は電話で伝えます。

例文を写したら、送信の前に宛先の部署名と名前の字をもう一度読み返してください。

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出典・参考情報

*1 独立行政法人日本学生支援機構『外国人留学生のための就活ガイド2027』「メールのマナー」
*2 厚生労働省「公正な採用選考の基本」

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