職務経歴書のワードでの作り方|書式と保存の手順

職務経歴書はA4縦で1〜2枚程度、パソコンで横書きに作るのが一般的で*2、ワード(Word)の様式は労働局が配っています*3*4。メールで送るときはPDFにして、ファイル名を「書類名(氏名)」の形にします*1。
様式は決まっておらず、WordからPDFにするときは、ファイルタブの「名前を付けて保存」でPDFを選びます*5。
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監修・編集責任者:牛尾 昭昌(株式会社LASSIC 執行役員)
この記事のポイント
- A4縦の用紙に1〜2枚程度で作ります*2。決まった様式はなく、4つの項目だけが必須です*2。
- 職務経歴書のWord様式は、労働局のページに編年体式・編年体式/表・キャリア式の3種類が載っています*4。経歴に合わせて形式を選べます*4。
- PDFに保存して添付し、ファイル名は「書類名(氏名)」の形にします*1。WordからはファイルタブのPDF保存で変換できます*5。
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1. ワードで作る職務経歴書はA4縦で1〜2枚程度の横書き
職務経歴書をワードで作るときは、A4縦の用紙に1〜2枚程度で、横書きにまとめるのが一般的です*2。必須の項目は、標題・日付・氏名・職務経歴の4つです*2。決まった様式はなく、自由に作ります*2。複数ページになるときは、ページ番号を入れます*2。
職務経歴書は、職務経験や身につけたスキルを具体的に書き、自分の実務能力を伝える書類です*2。履歴書と違って決まった様式はなく、項目の選び方と並べ方は作る人が決めます*2。そのため、ワードで作るときは、用紙の大きさと枚数、必須の4項目、職務経歴の書き方の3点を先に決めると進めやすくなります。
枚数の1〜2枚は「程度」と書かれた数字で、目安として使います*2。内容が2枚を超えそうなときは、志望する職種に近い仕事を厚く書き、関係の薄い仕事を短くします。
作成の手段は、パソコンで横書きにする方法が一般的です*2*3。手書きでもよく*2、手書きにするときはPDF版の様式を印刷して使えます*3。パソコンで作るのが難しい場合は、市販の様式を使う方法もあります*3。
電子データにしてメールに添付し、提出を求められるケースも見られます*3。電子データで提出するときは、ワードで作ったあとにPDFへ保存して添付します*1。
システム開発や運用の仕事をしてきた人は、プロジェクトごとに担当した工程が多くなりやすく、1〜2枚に収めるには項目の選び方が要ります。
あわせて読みたい | 職務経歴書の枚数の目安|ハローワークの手引きはA4で1〜2枚
2. 作るのはワード送るのはPDF

職務経歴書は、ワードで書式を整えて作り、メールで送るときにPDFへ保存する流れで進めます。
メールに添付する応募書類は、レイアウトが崩れにくいPDFで提出します*1。書式を整える作業は、PDFに保存する前に終えておきます。
ワードで作る段階では、A4縦・横書き・ページ番号など、用紙と書式を整えます*2。PDFに保存する段階では、ファイル名を付けて、送る相手に見せる最終の形にします。
送る前にPDFを開き、ページ数が1〜2枚に収まっているか、ページの切れ目で表や段落が割れていないかを見ます。ワードの画面では収まっていても、保存後に行がずれて3枚目に1行だけ出ることがあるためです。
メールの例では、履歴書と職務経歴書の2つをPDFにして、1通のメールに添付しています*1。1つだけを送る場合も、同じ形で用意します。
3. 職務経歴の記載項目は8つで必須項目は4つ
職務経歴の記載項目と、システム開発・運用の仕事での書き方の例
| 項目 | 書く内容 | 書き方の例(システム開発・運用の場合) |
|---|---|---|
| 時期 | 在籍した期間 | 20XX年4月〜20XX年3月 |
| 勤務先 | 会社名 | 株式会社〇〇 |
| 事業内容 | 勤務先の事業 | 受託でのシステム開発 |
| 所属 | 部署やチーム | 開発部 インフラチーム |
| 役職 | 役職名 | チームリーダー |
| 雇用形態 | 正社員・契約社員など | 正社員 |
| 職務内容 | 担当した仕事 | Webアプリケーションの設計・実装、本番環境の運用 |
| 実績 | 仕事の成果 | 障害対応の手順書を整備し、チーム内で共有 |
職務経歴の記載項目は、時期・勤務先・事業内容・所属・役職・雇用形態・職務内容・実績の8つです*2。必須の4項目のうち、標題には「職務経歴書」と書き、日付と氏名を続けます。
必須の4項目に加えて、取得資格・活かせる能力・自己PR・志望動機などの中から、自分をアピールできる項目を選んで作ります*2。免許や資格は履歴書にも書くため、職務経歴書への記載は必須ではありません*2。
システム開発や運用の職務内容は、担当した工程と使った技術を分けて書くと、応募先が読み取りやすくなります。たとえば「要件定義から実装までを担当」「本番環境の運用と障害対応を担当」のように工程を先に書き、そのあとに言語・OS・クラウドなどの環境を書く形です。
実績の欄には、担当した仕事の結果を入れます。運用の仕事であれば、手順書の整備や障害対応の流れの見直しなど、自分が変えたことが当てはまります。数字で示せる成果があれば添えますが、数字にできない成果を無理に数字へ直す必要はありません。
職務内容が多いときは、すべてを並べずに、応募先の求人に近い仕事から書きます。
4. 経歴の型は編年体式・逆編年体式・キャリア式
職務経歴の記載スタイルは、編年体式・逆編年体式・キャリア式・フリースタイルの4つに分けられます*2。福岡労働局のページには、Word形式の様式が編年体式・編年体式/表・キャリア式の3種類掲載されています*4。経歴に合わせてフォーマットを選べます*4。
編年体式は、時系列に沿って示す形式です*4。入社した年から順に、所属と担当した仕事を書きます。たとえば運用保守から開発へ担当が移った経歴は、時系列に並べると、担当の広がりがそのまま読み取れます。
逆編年体式は、編年体式の並びを逆にして、直近の職務から先に書く形式です。今の仕事が転職先でも続ける仕事に近い人は、この並べ方にすると、読み手がいちばん知りたい直近の経験を最初に読めます。
キャリア式は、経験してきた職務内容や分野ごとに示す形式です*4。たとえば複数のプロジェクトにまたがる経歴は、インフラ構築・Webアプリ開発・運用保守のように分野でまとめると、同じ技術を使った仕事が1か所にそろいます。
Word版の様式は、パソコンで作成する場合に使えます*3。PDF版の様式は印刷して手書き用に使うものなので、ワードで作るときはWord版を選びます*3。
1社だけの経歴で、どの型が合うか迷うときは、編年体式から始めると構成が単純です。
あわせて読みたい | インフラエンジニアの職務経歴書のサンプルは?工程ごとに書く見本
5. WordからPDFにする手順とメールのファイル名

WindowsのWordでは、ファイルタブから「名前を付けて保存」または「コピーを保存」を選びます*5。続けて「参照」を選び、保存先を指定します*5。ドロップダウンリストで「PDF」を選び、「保存」を選ぶとPDFができます*5。
ページ範囲などの設定を変えたいときは、「その他のオプション」から「オプション」を開きます*5。Mac版のWordでは「名前を付けて保存」を選び、「ファイル形式」から「PDF」を選びます*5。
ファイル名は、「書類名(氏名)」のように分かりやすい名前にします*1。送付状の見本のメールでは、「履歴書(青森太郎).pdf」「職務経歴書(青森太郎).pdf」の2つが添付ファイルとして並んでいます*1。職務経歴書なら、「職務経歴書(自分の氏名).pdf」の形です。
メールの件名は、「内容と名前」の形にします*1。メールの本文は送付状になるので、送付状と同じ文面を本文に入力します*1。
提出前の確認項目は、見やすいレイアウトになっているか、誤字・脱字がないか、応募先のニーズに合った内容で作成されているかの3つです*2。PDFに保存したあとは、ワードのファイルを直しても、PDFは自動では変わりません。直したときは、もう一度PDFに保存し直して、ファイルを入れ替えます。ワードのファイルは、応募先ごとに手を入れる原本として手元に残しておきます。
6. よくある質問
Q1. 手書きで作ってもよいですか
A. 手書きでも構いません*2。パソコンで横書きにするのが一般的で、手書き用には労働局のPDF版の様式を印刷して使えます*2*3。
Q2. 様式に決まりはありますか
A. 決まった様式はなく、自由に作ります*2。ただし4つの項目は必須です*2。
Q3. 資格は書く必要がありますか
A. 書く必要はありません。免許や資格は履歴書にも書くため、職務経歴書への記載は必須ではありません*2。アピールにつながる資格は、取得資格の項目として足せます*2。
Q4. 何枚で作りますか
A. A4縦で1〜2枚程度です*2。複数ページになるときは、ページ番号を入れます*2。
Q5. PDFのファイル名はどうしますか
A. 「書類名(氏名)」の形にします*1。「職務経歴書(自分の氏名).pdf」のような名前です。
Q6. ワードの職務経歴書の様式はどこにありますか
A. 福岡労働局のページに、編年体式・編年体式/表・キャリア式の3種類がWord形式で掲載されています*4。青森労働局のページにも、Word版とExcel版の職務経歴書汎用様式例があります*3。
Q7. メールではPDFで送りますか
A. メールに添付するときは、レイアウトが崩れにくいPDFで提出します*1。応募先が形式を指定している場合は、その指定に合わせてください。
7. まとめ:職務経歴書はワードで作りPDFで送る
ワードで作る職務経歴書のまとめ
- 職務経歴書はA4縦で1〜2枚程度、パソコンで横書きに作るのが一般的です*2。
- 必須の項目は標題・日付・氏名・職務経歴の4つで、様式は決まっていません*2。
- 職務経歴の記載項目は、時期・勤務先・事業内容・所属・役職・雇用形態・職務内容・実績の8つです*2。
- Word様式は労働局が掲載していて、編年体式・編年体式/表・キャリア式の3種類があります*4。
- メールで送るときはPDFに保存し、ファイル名を「書類名(氏名)」の形にします*1*5。
ワードで職務経歴書を作るときは、先に書式と項目を決めてから職務内容を書き、仕上がったらPDFに保存してメールに添付します。送る前にはPDFを開いて、ページ数と見た目を見ておきます。
※公開中の求人数は時期によって変わります。記事中の求人の傾向は執筆時点のものです。
出典・参考情報
*1 応募書類の送付状の書き方(青森労働局・ハローワーク)
*2 履歴書・職務経歴書セミナー資料(ハローワーク堺・大阪労働局)
*3 応募書類(履歴書・職務経歴書)の書き方ページ(青森労働局)
*4 応募書類のページ(福岡労働局)
*5 Word 文書を PDF として保存またはエクスポートする(Microsoft サポート)
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